Triamin / トリアミン
EN13624、EN1656、EN13727、EN14349、EN13697等の厳しい欧州規準に基づいたテストを実施し、その高い除菌力が検証されております[*1]。インフルエンザウィルス、B型・C型肝炎、HIV、バクテリア、真菌類などへの幅広い作用範囲を有し、医療施設などの安全な環境保全に最適。使用しているシートには適度な厚さがあり、表面に凹凸を付けた特殊加工をしていますので、対象表面の細菌を取り除きやすくしています。また、低発泡で対象面を痛めませんので、ステンレスやプラスチックなどの機器類表面に使用してもリンスなどの後処理は不要です。
[*1]ロベルトコッホ研究所（RKI） 及び ドイツウイルス疾病管理協会（DVV）策定のガイドライン要件に基づき欧州統一規格（EN規格）に則った以下のような一連のテストにより検証。
EN13624:医療機器について化学消毒薬の殺真菌性活性検査
EN1656:獣医領域における化学消毒薬の殺菌活性検査
EN13727:医療機器についての殺細菌活性検査
EN14349:獣医領域の無孔表面における化学消毒薬の殺菌活性検査
EN13697:食品、工業、及び公共施設などにおける化学消毒薬の殺真菌性活性検査
| テスト菌種 | テストEN規格 | 露出時間（分） | 対数減少値[*2]log10 | 合格基準値log10 |
|---|---|---|---|---|
| Staphylococcus aureus | EN13727 | 1 | >5.1 | >5 |
| EN13697 | 2 | >4.1 | >4 | |
| 5 | >6.8 | >4 | ||
| Enterococcus hirae | EN13727 | 5 | >6.7 | >5 |
| EN13697 | 2 | >4.12 | >4 | |
| 5 | >6.7 | >4 | ||
| Escherichia coli | EN13727 | 1 | >5.1 | >5 |
| EN13697 | 2 | >3.0 | >4 | |
| 5 | >5.9 | >4 | ||
| Pseudomonas aeruginosa | EN13727 | 1 | >5.1 | >5 |
| EN13697 | 2 | >5.3 | >4 | |
| 5 | >5.3 | >4 | ||
| Candida albicans | EN13624 | 1 | >4.5 | >4 |
| EN13697 | 5 | >5.4 | >3 |
[*2]対数減少値とはLRV（logarithmic reduction value）とも呼称され、ウィスル力価測定におけるテスト前後の菌数減少度を対数で表したもの。例えば、対数減少値（LRV）5の場合、菌数が10∧9 から10∧4 になったということで99.999％の減少率という意味。
上記の表は、EN規格の要求事項に従ってなされたトリアミンのテスト結果。試験したすべての細菌に対して、試験後の菌数の対数減少値が合格基準値の5Log10もしくは4Log10、3Log10以上の減少（＝殺菌活性）を有していると判定されたことを示しています。
| アイテム名 | 品番 | シートサイズ | シート枚数/パック | パック数/ケース |
|---|---|---|---|---|
| マキシ | WW81153B | 43x30cm | 20枚 | 12パック |
| ミニ | WW81133B | 20x30cm | 25枚 | 24パック |
| ミニ | WW81133 | 20x30cm | 20枚 | 10パック |
| マイクロ | WW81115 | 20x15cm | 80枚 | 16パック |
消毒剤の誤った使用方法
噴霧わが国では長くかつ頻繁に消毒剤の室内噴霧が行われていました。しかし、室内噴霧を行うことは、周囲に消毒薬が撒き散らされるために、消毒を行う者だけでなく同室する人までもが消毒剤を大量に吸入したり、眼に浴びたりするなどの消毒剤の毒性が問題となります。
噴霧は清拭に比べると消毒できる範囲がまばらであまり効果はなく毒性のほうが強いとされ、清拭の場合はふき取り効果が広くて噴霧より消毒効果はあることがわかっています。米国疾病管理予防センター（CDC）では「室内で消毒剤を噴霧しないこと」とのガイドラインを出しています。参考文献
Rutala. W. A.: APIC guideline for selection and use of disinfectants. Am. J. Infect. Control 24: 313-342, 1996
小林寛伊：院内感染対策の実際改訂4版院内感染対策テキスト（編集：日本感染症学会），p91-111（p94），へるす出版，2000
Covid-19の感染拡大が続く中、2020年5月16日WHOは、感染予防対策の一つである「消毒剤散布」についての警告を世界に向けて発しました。これを伝えるCNN記事には次のような警告が引用されています。
「消毒剤の散布は、目、呼吸器、皮膚への刺激、およびその結果としての健康への影響をもたらす可能性がある。」
「ホルムアルデヒド、塩素系薬剤、または第4級アンモニウム化合物などの特定の化学物質の噴霧は、これらの方法が使用されている施設の労働者に悪影響を与えるため、推奨されません。」
WW30066 Maxi [21.0 x 16.5cm]
WW30065 Mini [14.5 x 11.5cm]
